Claris FileMaker19のライセンスについて

これまで、FileMakerの基本的なことから、FileMaker開発者向けの記事を掲載させて頂きました。

今回は、初めてのお客様にとってFileMakerのシステムをご契約するにあたって、
特に気になる部分であろうかと思いますが、
「Claris FileMaker19のライセンス」について簡単にご紹介させて頂きます。

バージョンアップと共に、ライセンス費用やプランの変更もあったりと、
変更もございますので、より詳細な点は、直接弊社にご相談頂くか、公式サイトをご確認くださいませ。

Claris FileMaker19のライセンス

まずライセンス価格ですが、実は、FileMaker19に関して、
FileMaker18からの据え置きとなっております。

ユーザーライセンス

ユーザライセンスとは、Claris FileMakerを使用する”ユーザー数”をベースとしてご契約を行うライセンス形態です。
同組織内でClaris FileMaker を使用する人数を厳選、或いは、特定できる場合におススメの形態となっております。
一緒に覚えておきたいのが、ユーザーライセンスを契約されたお客様は、3台のClaris FileMaker Server を使用することができます。
FileMakerServerについては、前回の記事でご紹介しております。

ユーザーライセンス図案

ユーザー数 価格(年契約) 1ユーザー/月
5ユーザー 96,000 1,600
10ユーザー 180,000 1,500
25ユーザー 390,000 1,300
50ユーザー 720,000 1,200
75ユーザー 1,080,000 1,200
100ユーザー 1,320,000 1,100

最低5ユーザーからのご契約となっておりますので、
最低でも表の一番上の費用は掛かってくることになります。

同時接続ライセンス

同時接続ライセンスとは、Claris FileMakerを”一度に接続する数”をベースとしてご契約を行うライセンス形態です。
Claris FileMaker を使用する人数が決まっていない場合でも、一度に接続し使用するユーザーの数が
決まっている場合におススメする形態となっております。

同時接続ライセンス図案

同時接続数 価格(年契約) 1ユーザー/月
5同時接続 294,000 4,900
10同時接続 480,000 4,000
25同時接続 990,000 3,300
50同時接続 1,740,000 2,900
75同時接続 2,610,000 2,900
100同時接続 3,000,000 2,500

サイトライセンス

サイトライセンスとは、”組織内の全従業員数分”のご契約を行うライセンス形態です。
サイトライセンスには、ユーザーライセンスの60%の価格設定がされており、 
 ・全社員の6割がClaris FileMakerを使う
 ・25人以下の企業でClaris FileMakerを使う社員が14名以上いる
上記の場合、一つ目でご紹介したユーザーライセンスの契約よりも、
サイトライセンスの契約がお得になる場合があります。

サイトライセンス図案

社員数 価格(年契約) 1ユーザー/月
25名 240,000 800
50名 446,400 744
100名 792,000 660
250名 1,800,000 600
500名 3,240,000 540
1000名 5,616,000 468

こちらは、最低でも、25ユーザーからのご契約となっております。

Claris FileMaker のライセンス契約時についてくるもの

Claris FileMakerのライセンスをご契約時には、
以下のご利用が可能です。

  • Claris FileMaker Pro 19 (Windows 64 bit , Mac )
  • Claris FileMaker Pro 18 Advanced (Windows 64 bit , Win 32 bit , Mac )
  • Claris FileMaker Pro 17 Advanced ( Windows 64 bit , Win 32 bit , Mac )
  • Claris FileMaker Server 19 ( Windows , Mac )
  • Claris FileMaker Server 18 ( Windows , Mac )
  • Claris FileMaker Server 17 ( Windows , Mac )
  • FileMakerライセンス証明書(インストールに必要)
    (FileMaker Go, FileMaker WebDirect接続含むユーザ数及び24GB/User Data API含む)


Filemaker19だけではなく、FileMaker17まで利用は可能です。
しかし、以前、記事にてご紹介させて頂きました通り、
FileMaker17はサポート対象外となっておりますので、ご注意くださいませ。

まとめ

以上が、Claris FileMaker19のライセンス形態となります。

弊社では、現在、
東京を中心に、大阪、愛知、福岡、鹿児島他クライアントの
システム開発を行っております。
もちろん、上記地域に限らず、様々なクライアントからの
ご連絡をお待ちしております!