Claris FileMaker Pro 19.1.2アドオンご紹介!便利な機能を素早く実装

コロナ情勢ですが、2021年の2月2日、大阪府含め、緊急事態宣言が延長されました。
2月7日までが、1カ月の延長で、3月7日までとなります。

緊急事態宣言の効果は出ている様子ですが、相変わらず厳しい状況が続いております。
苦しい状況が続いておりますが、不要不急の外出は控えましょう。

Claris FileMaker Pro 19.1.2以降のアドオンについて

今回は、Claris FileMaker Pro 19.1.2以降でのアドオンについて
ご紹介させて頂きます。

皆様は、アドオンをご存知でしょうか。
”アドオン”と呼ばれる機能は、ドラッグ&ドロップするだけで
便利な機能をシステムファイル内で実装することができます。

さて、今回Claris FileMaker Pro 19.1.2 の新機能として 9 個の組み込みのアドオンをリリースしました。
カレンダー、カンバン、フォトギャラリーなどのアドオンをドラッグ & ドロップするだけで、
充実した機能をシステムファイルに実装できるようになりました。

FileMaker 19 のリリースでは、開発者が JavaScript で機能を拡張し、
以前はできなかったことを実現できるプラットフォームを発表しました。

ここで重要な点は、開発者がプラグアンドプレイのアドオンとしてこれらの機能を
パッケージ化することで、他の開発者もそれを利用できるようになったということです。

そのため、あらゆるスキルレベルの問題解決者たちが、
ご自身のシステムファイルに必要な高度な技術を、素早く実装することができるということです。

組み込みのアドオンだけでも、一般的な用途のいくつかは網羅しています。
誰もがより高品質の機能をより早く作成できるようになったのです。

それでは早速、9つのアドオンを順にご紹介いたします。

FileMaker19で追加された9つのアドオン

1. カレンダー

カレンダーをすばやくシステムファイルに追加して既存のデータを簡単に接続できます。
日、週、または年ごとにスケジュールが表示されます。
予定をドラッグ & ドロップしてスケジュールを調整できます。
イベント詳細カードの追加、スクリプトの実行によるタスクの自動化などができます。

これまで繰り返しフィールドでカレンダーをなんとか開発できていたものの、
制限が多かったり、難易度も高い機能でした。

今回のアドオン実装により、簡単に且つ、クオリティの高いカレンダーを
作成することができるようになりました。

2. カレンダーヒートマップ

カレンダーヒートマップでアクティビティを全体的に表示できます。
予定されるイベント数が多い日ほど濃い色で表示されます。
スケジュール、イベント、プログラムなどをより簡単に管理できます。 

3. カンバン

カンバンでプロジェクトの進行を視覚的に追跡して効率を最大化できます。
タスクのステータスを、予定・進行中・終了のレーンで管理し確認できます。

また独自のレーンも作成できます。
色分けされたカードにタスクの詳細が表示されます。
レーン間でタスクをドラッグしたり、順序をソートできます。 

4. アクティビティタイムライン

アクティビティタイムラインで計画どおりに業務を進められます。
プロジェクトの追跡、イベントの計画、マーケティングキャンペーンなどに最適です。
過去のアクティビティの記録や今後のタスクやイベントの表示ができます。 

5. 簡易グラフ

グラフアドオンを使用してデータを活用できます。
棒、円、ドーナツ、ゲージ、または線グラフで情報を視覚的に表示します。
アニメーションの使用、ポイントしたときのテキスト表示、スクリプトの実行によるタスクの自動化などができます。

6. 写真ギャラリー

写真ギャラリーアドオンですべての写真を簡単に整理できます。
ギャラリーはレスポンシブで、画面サイズを変更すると写真の配置が自動的に調整されます。
イメージを選択するとカスタマイズされた詳細が表示されます。 

7. バーコードジェネレータ

バーコードジェネレータでバーコードを作成してシステムファイルに保存できます。
資産管理、在庫の管理、チケット発行イベントの監視などができます。
バーコードデータをスキャンおよびキャプチャするにはモバイルアプリケーションを使用します。 

8. リッチテキストエディタ

リッチテキストエディタを使用するとテキスト、電子メール、PDF などを目的に合わせて書式設定できます。
フォントのサイズ、太字、斜体、および下線を設定できます。
写真の埋め込み、箇条書きの追加、ハイパーリンクの作成ができます。

9. タイマー

タイマーアドオンで集中力を持続して生産性を向上させることができます。
視覚的な時計を使用してアポイントメント、クライアントのプロジェクト、プレゼンテーションなどのタスクの時間を計測できます。
タイマーを設定して時間を自動的にシステムファイル内に記録できます。 

最後に

以上が、FileMaker19から追加された9つのアドオンになります。

冒頭でもご説明しましたが、これまで実装が難しかった、或いは実現できなった機能を
私たちでも簡単に実装できるようになったのがアドオン機能です。

様々な用途で使用して勉強してみてください。

そして、ぜひ開発の幅を広げて頂ければと思います。

弊社では、現在、
大阪を中心に、東京、愛知、福岡、鹿児島他クライアントの
システム開発を行っております。
もちろん、上記地域に限らず、様々なクライアントからの
ご連絡をお待ちしております!