FileMakerの豆知識をアウトプットしていきます!

コロナ情勢ですが、2021年の2月2日、大阪府含め、緊急事態宣言が延長されました。
2月7日までが、1カ月の延長で、3月7日までとなります。

緊急事態宣言の効果は出ている様子ですが、相変わらず厳しい状況が続いております。
苦しい状況が続いておりますが、不要不急の外出は控えましょう。

今回もFileMakerの豆知識をアウトプットしていきます。

それでは、今回の記事では、これまでFileMakerを開発してきた中での知識や気づきなど
アウトプットして参ります。
機能のご紹介等もさせて頂きますので、皆様のお役に立てますと幸いです。

QRコードをスキャンする際は、”文字コード”に注意です

皆様は、FileMakerGoやスキャナーを使用して、
QRコードやバーコードを読み取る機能の作成経験はございますか。

WebビューアーにてQRコードを表示できますが、
実はこちら、正常に読み取らない場合がございます。

その際には、QRコードの表示ソースにて
「Shift-jis」を設定するようにしてください。

お困りの方はこちらで解決できるかもしれません。

インポート機能にて、取込元の項目を表示する方法があります

インポート機能を実装する際、お客様にて取込元・取込先の設定を
ダイアログにて表示したくない場合があるかと思います。
(つまりダイアログ表示設定オフの状態)

その際には、ダイアログをオフにするだけで実装が可能ですが、
”照合名順”にしない限り、あらかじめこちらで合わせておく必要がございます。
(お客様の方で設定できない状態だからです)

そんな中、既存のファイルであれば、ファイル指定に、「パス(設置個所)/ファイル名」を
記載することで、インポートの取込先を選択する際に、記載したファイルの項目が表示されます。
その為、目視で合わせることが可能です。
加えて、項目名を合わせていることで、照合名順で一括で合わせたのち、
自動取込に変更することもできます。

その後は、ファイル指定を全て消すことで、
正常に動作致します。

これは、テンポラリファイルに吐き出したファイルを参照する場合も同様で、
「テンポラリパス/ファイル名」を指定することで、テンポラリファイルの
項目を参照することが可能となります。

FileMaker18へのアップグレードから、インポートの仕様が変更となり、
比較的、項目の合わせが便利になりました。

まだまだFileMaker17以降をご利用の方もいらっしゃると思います。

ぜひ役立ててみてください。

現在開いているウィンドウの数を取得する方法があります

お客様によっては、新規でウィンドウを開いてシステムをご利用する場合もあるかと思います。

画面の情報で比較したい際など意外と利用する場面は多いです。

その際、画面が複数あると制御が難しいものですが、制御を行う上で、
「ウィンドウ数の数を取得する」方法がございます。
それは、

ValueCount ( WindowNames ) 

を用いて現在開いているウインドウ数を取得する事ができます。

これで、ウィンドウ数の制限も可能です。

必要以上の画面を開けないように制御ができます。

ポータル行の最大行は、〇〇行まで。

ポータルの最大行数は、1~1000までと決められており、1001以降は設定ができません。
尚、1000から設定した行数までは正常に表示されます。

フィールドの入力値の必要条件を満たさない場合のメッセージ内容の変更方法

データベースでは、それぞれのフィールドに対して、
制限を設定することができます。

そんな数ある設定の中で、”エラー”が発生した際の
メッセージをこちらで自由に変更することが可能です。

通常のエラーですと、システムチックな内容になっておりますので、
機能に合わせて変更ができることになります。

1.データーベースから対象のフィールドを選択
2.入力値の制限タブを選択
3.制限値以外の入力時のカスタムメッセージを表示にチェックを行う
4.表示したいメッセージを入力

最後に

本日ご紹介する内容は以上となります。

これからも学べた知識や気づきをアウトプットしていきたいと思います。

弊社では、現在、
大阪を中心に、東京、愛知、福岡、鹿児島他クライアントの
システム開発を行っております。
もちろん、上記地域に限らず、様々なクライアントからの
ご連絡をお待ちしております!